「松本クラフトフェア2015」、何とか無事に出展でき、楽しむことが出来ました。
会場及び、プロパンブースにお越しくださったみなさま、そして主催者の皆様お世話になりました。ありがとうございます。
差し入れしてくれたお友達「センキュー!!」
2日間ともとても良い天気に恵まれ最高の環境だったと思います。
売り上げは約15万円。
結果的に赤字ではありませんが30万円の目標を立てていましたので見直す部分もありますね。
初日は私は芝生広場の真ん中にテントを立てました。
ここには通常出展するひとはいないようで、主催の方からも「ココデ イイノ??」と声をかけられました。
松本クラフトは日本のクラフトフェアでは「最上級」との位置づけで、出展者も大いに気合が入っていることだと思います。
私も当然「プロパノータを広める、出来るだけ稼ぐ!」。気合満々でした。
ですがどうしても「儲ける」以上に、
『お客さんに楽しんでいただく』
『主催者の方々にも選んで正解』
と思っていただけることを重視したくなります。
私がやっているのは製造業ですがサービス業でもありますので、まずは
「オモシロイ」が最優先。
そんなわけで、人の流れが薄くなるのは当然だとしても、「インパクト」や「面白そう」を選びたくなるのですよね。。。
「広場の中央にド~ンとひとつテントが立って、その周りにゴロゴロとプロパノータが転がっている」
そんな光景を演出したかったのです。ゆったりと音を楽しむこともできそうですしね。

広場にポツンと (地元焼津の鉄大好きの粋な女「徹テツ子」こと黒田有希さんが撮ってくれました

理想の光景(黒田有希撮影)

目印は「ぷ」

地元静岡、金谷の木工職人ホクト君が針金細工で作ってくれた看板(ひと文字だけ色を付けたのはオイラです。。)
工房みかんのぺんき
ちびっ子 熱いから気を付けてネ(黒田有希撮影)

壁かけ出来ます
ところが。
予想外だったのは当日の直射日光の強いコトったら・・・・
プロパン並べていたらチンチンに熱くなってしまいました。。。いくら「熱いです」と注意書きをしていても、小さな子ども達が触りますからね。
火傷まではいかないまでも、びっくりの熱さにはなるでしょう。泣いちゃいますよ。
そんなわけで、ズラズラ、ゴロゴロは出来ませんでした。。。。。ちょっと残念。
おまけにやっぱり人の流れは回ってこず、探してくれていた人も午後になって「やっと見つけたよ・・・」という感じでした。
結果的に初日の売り上げは一個だけ。。。。理想と現実の大いなる違い。
自分が選んだ結果ですから後悔はもちろんありませんが、反省はしないとね。
「コレはマズイ」 「6月生活できない。。。」
打ちひしがれてグッタリ撤収作業中に周りを見ると、テントを立てたまま立ち去る人がほとんど。
主催の方に
「ひょっとして荷物類はそのままでもよくって??」と聞いてみると
「ハイ。自己責任で」
とのお答え。
それを聞いて一気に生き返りました。てっきり全部片付けないといけないと思っていましたので。
「それなら夜のうちに移動もできるじゃん!!」と俄然やる気が!
翌日の場所替えを検討中にめぼしいところを探していたので、すでに出展されていた人にお断りと許可を求め、
「これで安心、安心。ゆっくり移動すればよい」となりました。
2日目は移動した結果、おかげさまで終始賑やかな場となりました。
大々的に広げることは出来ませんでしたので、『数で圧倒』作戦は不採用。
ちびっ子から大人までワイワイ楽しんでくださったと思います。

お母さんから「さ、もう行くよ」と言われて「ヤダッ!!」と叩き続けてくれるちびっ子も多く、僕としてもご購入とまではいかなくてもうれしいです。
「松本クラフト」では全国から多くの作家さんが出展し、販売されているものも数万円というのはザラで、お客さんもある程度の予算を用意してお買い物を楽しんでいると思います。
そんな中、ポッと出くわしたモノ、楽器をそうそう簡単に買うまでには至らないでしょうね。
私もそれは重々承知しています。
ですのでお客さんの反応を励みにさせていただいております。
みなさんが声にする
「ウワァ~、いいなぁコレ」 「ほしぃ~」 「気持ちイイ」 「きれいな音~」
これらの感想はおそらく本当にそう思ってのことだと思います。
イベント出展は準備などがかなり大変ですし、その割には売り上げはサッパリということが大半でしたのであまり積極的に考えてきませんでしたが、やはりこういった地道な活動は必要だし、生のお声を頂戴することもできるので、今後はもっと参加してみようかと思いました。
今回は宿もとれず、車の同乗も厳しいし、アルバイト料も出せるかわからなかったので一人で行きましたが、願わくば誰か助っ人さんがいれば、もっと楽しい展開になりそうですね。
残念ながら、ずっとテントにへばりついていましたので他の出展者のブースをまったく見ることが出来ず、もちろんお話も聞けず、その部分で何も勉強できなかったのが痛いですね。。。。クゥ~。もったいないヨ・・・・
それでも最後に隣の隣でレザークラフト作家の早野進平さんご一行からお食事に誘っていただけ、楽しい時間とクラフトマンのご苦労などを分かち合え、疲れも一気に吹き飛びました。
ナチュールコール早野進平
また快くお隣に急きょ出展をさせてくださいました同じくレザークラフトの原田賢一さん、ありがとうございました。
enku原田賢一
お二方とも「色」に特徴のあるモノを製作されています。
最後に「プロパノータ」をお買い求めくださった方々、ありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
今後とも遊び倒し、プロパノータをよろしくお願い申し上げます。
菅井